クリスマスローズの特徴と育て方
クリスマスローズはキンポウゲ科ヘレボルス属の一種で、花の少ない1〜3月に花が咲くのが大きな特徴です。また、寂しくなりがちな冬の庭を明るくしてくれます。クリスマスローズの花の色は、白や紫など落ち着いた色が多く和風の家でも洋風の家でも合う花なので、ガーデニングやフラワーアレージメントしやすく、とても人気があります。
クリスマスローズの育て方は、直射日光の当たらない明るい場所で育てるということです。これは、クリスマスローズが夏の暑さに弱くて冬の寒さに強いという特性をいかすことが、上手なクリスマスローズの育て方につながるのです。夏は暑すぎて花が枯れてしまわないように、比較的涼しく風通しのよい場所に置くようにしましょう。
また、クリスマスローズが寒さに強いといっても、霜に当たってしまうと花が傷んでしまう原因になるので、霜よけをするのをお勧めします。
クリスマスローズの育て方の注意点
クリスマスローズの育て方で頭を悩ませることが、水やりと肥料ではないでしょうか。クリスマスローズは乾燥に強い花です。そのため水やりは、土が乾いたらたっぷりと水をあげるくらいがいいのです。しかしいくらクリスマスローズが乾燥に強い花といっても、夏の乾燥期は乾燥すぎないようにこまめに水やりをしましょう。冬はあまり花が育たないので、少し乾かしぎみにしましょう。
肥料はあまりいりません。肥料を与えすぎないように十分気をつけましょう。
また育て方として、最初は鉢植えで育てるようにしましょう。鉢の中が根でいっぱいになったら植え替えすべきです。真夏の植え替えは、花が弱るのでやめましょう。
また、クリスマスローズの種は市販されていません。そのため自分で育てている花の種が熟したらそのままとりまきするか、株分けするようにしましょう。株分けするときは花つきが悪くならないように、大株を使って大きく分けましょう。そうすれば数年後、また立派なクリスマスローズの花が咲くのです。
あなたも、上手なクリスマスローズの育て方を実践してみませんか。