若年性アルツハイマー 初期症状

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若年性アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症

あなたは「もの忘れ」をしたことはありませんか。人の記憶力は年齢とともに落ちていきます。年齢によっておきる「もの忘れ」は心配ないですが、病気による「もの忘れ」は放っておくわけにはいけません。もの忘れは認知症である可能性があり、認知症は若年性アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症に分けることができます。脳血管性認知症は脳の血管が詰まることによっておこります。したがって、脳梗塞を発症した人がかかりやすいといわれています。

これに対し、若年性アルツハイマー型認知症は脳全体が委縮することによって発症するのですが、遺伝によっておこることもあります。最近は、脳血管性認知症脳血管性認知症よりも若年性アルツハイマー型の認知症を発症する人が増えています。アメリカのレーガン元大統領はこの病気を発症したことを告白したのは、あまりにも有名です。

2つの認知症とも初期症状の発見が早ければ症状が進みにくいのです。

若い人でもおきる若年性アルツハイマー型認知症と初期症状

アルツハイマー型認知症は、65歳以上の高齢者が発症する「老年性アルツハイマー型認知症」が一般的でしたが、ここ数年、忙しさゆえにストレスや睡眠不足、頭部損傷などの事故、そして遺伝などが原因で65歳以下の年齢の人でも発症する「若年性アルツハイマー型認知症」である患者が増えています。

初期症状ではどのような症状が現れるのでしょうか。

@頭痛やめまい、不眠が続く。

Aもの忘れが増え、日付やどこに自分がいるかといった当たり前のことが分からなくなる。

B感情表現できなくなり不安感に襲われるようになる。うつ状態になる。

3つすべて当てはまったら、1度病院を受診することをお勧めします。仮に初期症状が出たとしても、この病気は本人が気づかないことが多く、仕事でのストレスやうつ病と間違えやすいので周囲の人の注意が必要です。

そして初期症状から症状が進むと、人の言うことをきかないなど頑固になり、他人への配慮がなくなります。

若年性アルツハイマー型認知症の発症年齢は40代〜50代の男性が多く、家計や介護の問題が出てきます。

若年性アルツハイマー型認知症は、老年性より進行が早いのが特徴で、放っておくととても危険です。何よりも初期症状の早期発見と早期対策が重要です。

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